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基礎知識

5弦ベースとは何?4弦とどっちがおすすめ?メリットやデメリットは?

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5弦ベースとは?メリットとデメリットは?

今4弦ベースを持ってるけど5弦ベースに憧れる

何か5弦ベースってかっこいいし欲しい!

など、5弦ベースに興味がある方は多いと思います。

 

また、初心者だけど最初から5弦ベースを買って良いの?という人もいるでしょう。

 

今回は、5弦ベースについて、メリットやデメリット、

価格などの紹介をしていきます。

5弦ベースとは何?

まずは、5弦ベースについて紹介していきます。

 

5弦ベースとはどんな楽器?

一般的にベースは4本の弦で演奏する4弦ベースが普及していますが、

更に低い、または更に高い音域を出すために、

もう1本弦を張れるようにしたベースを5弦ベースと呼びます。

 

また、更に音域を広くするために6弦ベースというものもあります。

 

通常の4弦ベースのチューニングは「E-A-D-G」ですが、

低い「Low-B」か、高い「High-C」を加えることになります。

 

ちなみにギターは通常6弦ですが、7弦ギターというものもあります。

演奏するジャンルやプレイスタイルによって5弦ベースを使う人も多いです。

 

▼4弦ベースと5弦ベースの同モデルの比較▼

4弦ベースと5弦ベースの違い

 

5弦ベースの値段はいくらくらいする?

5弦ベースは4弦よりレアな分、値段も高いのでは?と思う方も多いでしょう。

 

実際、出回る本数が少ないですし、値段も4弦に比べてやや高いものが多いです。

例えば、YAMAHAのエントリーモデルのBB200シリーズというベースがあるのですが、

4弦のBB234は43000円、5弦のBB235は49000円となっています。

他のシリーズも、大体4弦より5弦が2割程度値段が高い傾向にあります。

 

また、ベース本体の価格だけではなく、弦も1本多い分、維持費が多くかかります。

定番のダダリオという弦でいうと、

4弦のEXL170が1998円、5弦のEXL170-5が2937円という値段差があります。

(※2019年5月時点SoundHouseにて。定価はそれぞれ6900円、8000円となっております。)

 

弦に関しては4弦は安売りしている場合が多いですが、

5弦は仕入れも少なかったりして4弦よりお得に買えないのが痛いところです。

 

このように、5弦ベースはお金が掛かる楽器になっております。

 

5弦ベースと4弦ベースはどちらがおすすめ?

では、5弦ベースと4弦ベースはどちらがおすすめでしょうか?

 

初心者は4弦ベースがおすすめ

何を弾きたいかにもよりますし、予算などの関係もありますが、

一般的には初心者は4弦ベースからスタートすることがほとんどです。

 

もちろん最初から5弦を買う人もいますし、反対はしませんが、

最初は4弦で始めた方が良いのかなぁと私は思います。

 

4弦の方が参考にする書籍・TAB譜やサイトも多いですし、

5弦で始めると戸惑うことも多いかと思います。

楽器の選択肢も多いですし、どうしても5弦ベース!という人以外は、

4弦ベースでスタートすると良いでしょう。

 

2本目以降に5弦ベースにチャレンジ

1本目に4弦ベースを選んで弾いていると、もっと広い音域が出したい、

何となく5弦ベースに憧れる、などという人も出てくるでしょう。

そういった場合は2本目として5弦ベースを選ぶのはありかと思います。

 

ベースの弾き方もある程度慣れているでしょうし、

すぐに5弦ベースにも慣れていけることかと思います。

 

どうせ2本目に買うなら最初から、とお思いでしょうが、

初心者の方は4弦に慣れていくと良いかと思います。

 

5弦ベースのメリットは?

5弦ベースのメリットを紹介していきます。

 

見た目がカッコいい

5弦ベースを欲しいと思う理由は人それぞれではありますが、

見た目がカッコいい!と思って購入する人も多いです。

 

好きなバンドのベーシストが持っていたから、

楽器店で見て一目惚れしたから、など様々な理由がありますが、

確かに見た目がカッコいいですよね。

「おっ、こいつ上手そう!?」と思われるのもメリットです。(一方でハードルが上がるデメリットも)

 

幅広い音域を出せる

弦が一本多いことで音域が広がり、様々なジャンルに対応ができます。

また、同じポジション(手の位置)で出せる音が増えることで、

弾くのが楽になったという人も多いです。

 

低音が重く温かい

Low側に1本弦が多い場合、低い音が出るようになりますが、

今まで4弦で出なかった音に感動する人も多いです。

重く温かい音色が出るのもメリットでしょう。

また、ダウンチューニングせずに低い音が出せるのもメリットです。

 

5弦を指置きに使える

ツーフィンガーやスリーフィンガーなど指弾きをする場合、

親指の置き場に困る場合も多いですが、

5弦ベースで5弦を使わない場合なんかは5弦を指置きとして使えます。

指を固定する場所に困っている人には良いメリットですね。

 

その他にもたくさんメリットはあるとは思いますが、代表的なものは上記の通りです。

 

5弦ベースのデメリットは?

では、5弦ベースのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

 

楽器や弦が高い

先にも紹介したように、楽器本体や弦が高いのが最大のデメリットでしょう。

楽器は最初に買えば済みますが、弦は消耗品で頻繁に交換しなくてはならず、

維持するのに結構お金がかかってしまいます。

 

5弦だけ交換せず他だけ4弦用の弦を張るなどすれば解決するものの、

ライブ前などはすべて新しい弦に変えたいものですよね。

 

演奏が難しく感じる

弦と弦の幅が狭くなり弾きづらいと感じる人であったり、

ミュートが難しいと感じる人であったり、様々な演奏の難しさを感じる人がいます。

私自身も長年4弦ベースを弾いておりますが、4弦に慣れているせいもあり、5弦はやはり難しく感じます。

 

重たい

人によっては5弦にしてからベースが重たいと感じるケースも。

特に女性ベーシストさんや小柄な男性だと軽い楽器の方が良いという人も多いですし、

そういった場合は4弦ベースの方が向いているかも知れませんね。

 

他にもデメリットはあるでしょうが、代表的なものを紹介しました。

 

まとめ。楽曲によって4弦と5弦を持ち変えるのがベター?

メリットもデメリットもある5弦ベースですが、

基本的には初心者さんであれば4弦をおすすめします。

また、2本目以降に5弦ベースを買った場合は、

1本目の4弦ベースを売却などせずに、

曲などによって4弦ベースと5弦ベースを使い分けるのがベターなのかなと思います。

 

特に初心者の方は、楽器を買う際に参考になる記事も是非読んでみてください。

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